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勝つための確率思考

 深夜番組で、芸人の松本、設楽、小池百合子がMCをやっている「クレイジージャーニー」があります。 2015年11月26日この番組で放送されたときに、今回紹介する本の著者が出演していたそうです。  私は放送を見ていないのですが、家人がこの放送を見ていて、東大でのプロ・ポーカープレーヤーの話が面白かったと話してきたのです。  その話を聞いて、そういえば以前に、東大出のプロ・ポーカープレイヤーが書いた本を読んでいたことを思い出したのです。そこで著者名からネットで顔写真を探し出し、家人にみせたところやはり同一人物でした。  私も放送された映像をネットで見ましたが、プロ・ポーカープレイヤーの世界が垣間見え、またポーカー界での勝つ考え方も参考になり見る価値ありです。 で、この本の題名は 「勝つための確率思考」       (中経出版)木原直哉  この本で書かれていることは色々と参考になりますが、私が独断と偏見でこの本のエッセンスを強いて3点絞るとすると 1 期待値に従ってプレーする。期待値が上がるならひたすら真剣に努力する 2 ポーカーは小さく負け続けるゲーム、勝負は降りることで得られる勝利もある 3 必勝法があるとするなら、リスクに見合う範囲で期待値が最大になる行動を常にとる 著書の考える確率的思考は有名なトレーダーなども同じことを述べています。 著書がトレーダーになれば、かなりの成績を上げることができるでしょうね。 たとえ単純なシステムでも・・・・。 私のポカ思考では、複雑なシステムでもまったくダメでござる(^_^;)   こちらがメインブログです↓ ひでぽん吉の徒然トレード

数学×思考=ざっくりと いかにして問題をとくか

「 いかにして問題を解くか 」(G.ポリア著丸善出版刊)  という本を理系の勉強をなさってきた方は読んだことがあるか、本の題名は知っていると思います。  その本に述べられている「ポリアの思考術」をもっと簡単にして数学的知識が苦手の文系の人でも問題解決思考法を伝授した本を読んだのでざっくりと紹介したいと思います。  それの本は   「数学×思考=ざっくりと いかにして問題をとくか」   (竹内 薫著丸善出版刊) です。  著者の竹内氏はNHKの番組「サイエンスZERO」などに出演されているサイエンス作家をなさっています。    ポリアの「 いかにして問題を解くか 」は以前読んだことがあるのですが、読了出来ずに挫折した記憶があります。  それはさておき、この本では問題を解決するため 「ポリアの教え25箇条」 が紹介されています。  この教えでは 4つのステップ として ①問題を理解すること ②計画を立てること ③計画を実行すること ④ふり返ってみること があり、その 4つのステップ の中に細かく25個の教えが詰まっています。  私はあまりにも多くて覚えられず、ちょっと頭に残りませんでした。  この挫折感を救ってくれたのが 「数学×思考=ざっくりと いかにして問題をとくか」 です。(笑)  人間の短期的に一度に覚えられることは7つ±2いわゆる 「マジックナンバー7」 。  私の記憶力は7マイナス2に辛うじて届くかどうかであることを甘んじて受け入れているので、常に「シンプル」を心がけており、著書名に含まれる”ざっくり”という語が私の心にまさしく”ザックリ”刺さりました。   著書ではポリアの教えを踏まえて、さっくり4つの思考法にまとめています。  それは次の4つです。 ①ざっくりと絵やグラフにしてみる ②ざっくりと仮説をたくさんあげてみる ③ざっくりと桁で憶えてみる ④ざっくりとデータの分布や誤差を推定してみる   そしてこの思考法をどのように活用するか 「フェルミ推定」 や 「モンテカルロ法」 などを使用して説明しています。  しかし、この本を深く理解するには数学知識がまったく不要とはいかず、高校卒業程度の知識はいるかも。  やっぱり私の中学算数並の知識では、本書の内容は”ざっくり”としか理解

影響力の武器

今回はブログで紹介しようか迷った本です。 なぜかって? ちょっと人には内緒にしておきたい本だからです。 「え、まだ読んでないんかい、私はとっくに読んだよ」って声が聞こえますが、社会人には必読の1冊ではないかと思います。私ももっと早く読んでいれば良かったと後悔しています。  その本にはトレードに関することは一切載っていない、心理学の本なんですが、お堅い本ではなくすらすらと読めるます。しかし500ページ近くありますので、ちょっと尻込みしちゃうかもしれません。  ですが、日常生活やビジネスの上で知っているのと知らないのとでは見識に雲泥の差が出ますね。色々な場面で人間心理が利用されていることがわかり、いちいち納得して読み進みました。  「影響力の武器」は心理学の初歩的なことが書かれているのでしょうが、知っていて損はありません。  トレードも人間心理が相当分収益に影響してくるので、トレードにもちょっとは役に立つかも!? こちらがメインブログです↓ ひでぽん吉の徒然トレード

シンプルに生きれば、すべてがうまいく

「SIMPLE LIVING:シンプルに生きれば、すべてがうまいく!」                  (西村豪庸著・中経出版刊)  日々シンプルを心がけている私は”シンプル”という言葉につい反応してしまい購入したと思われる本です。  この本の著者は巻末の紹介で書かれているところによると、コンサルタントの仕事や飲食店等を経営している方で、27歳で時給100万円を実現したと本の帯に書かれていて興味をそそります。  私の独断と偏見から、 「あまり好みの文体ではなく、空間が広い」って感じ。  この本で共感したところは第二章に「投資の世界はかなり厳しと心得る」に、   ”勝つことよりも、負けないことにフォーカスする”    ”市場と他人はコントロールできないので、自分自身と損失をコントロールした方が、結果として勝率が上がる”  と書かれており、トレードの”青い鳥”を発見していたんですね(笑)  著者は「投資で5億円儲けた男」なんだそうです。  ひでポン吉が独断と偏見で判定したトレードで活用できるか度    ★★★☆☆  やはり ”シンプル” が一番!