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影響力の武器

今回はブログで紹介しようか迷った本です。 なぜかって? ちょっと人には内緒にしておきたい本だからです。 「え、まだ読んでないんかい、私はとっくに読んだよ」って声が聞こえますが、社会人には必読の1冊ではないかと思います。私ももっと早く読んでいれば良かったと後悔しています。  その本にはトレードに関することは一切載っていない、心理学の本なんですが、お堅い本ではなくすらすらと読めるます。しかし500ページ近くありますので、ちょっと尻込みしちゃうかもしれません。  ですが、日常生活やビジネスの上で知っているのと知らないのとでは見識に雲泥の差が出ますね。色々な場面で人間心理が利用されていることがわかり、いちいち納得して読み進みました。  「影響力の武器」は心理学の初歩的なことが書かれているのでしょうが、知っていて損はありません。
 トレードも人間心理が相当分収益に影響してくるので、トレードにもちょっとは役に立つかも!?
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ひでぽん吉の徒然トレード

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地頭力

~時代を1歩、いや3歩あとから追いつく読書、ピ、ラ、未、読~ (ピラ未読とは~ピラニアの如く貪欲に本を収集しピラミッドの如く読まずに積み上げる読書と勝手に名付けて、強引に紹介した本の要旨をまとめるコーナー)   「地頭力」”じとうりょく”~遠い記憶の学生時代に歴史で学んだ「鎌倉時代に荘園に置かれた地頭が力を持った・・・」のこと?ではなく、”じあたまりょく”と読み、いろいろな問題をスピーディーに解決し、新しいものを創造することのできる「考える力」の「地頭力」のことです。    今回ピラミッドの山から取り出して紹介する本は、この地頭力やフェルミ推定という単語を広めた本「地頭力を鍛える」の続編で   「いま、すぐはじめる地頭力」 (細谷 功著大和書房刊) です。  同書のまえがきに   「地頭力の本質は結論から・全体から・単純に考える力」 であり、地頭力は、   「ビジネスでは日常業務を効率化して新しい発想を生み出し、新たな思考回路を獲得すると世界が変わって見えすべての行動パターンが変わる」 と 地頭力の本質が述べられています 。    地頭力は ①仮説思考力~結論から考える ②フレームワーク思考力~全体から考える ③抽象化思考力~単純に考える  この三つの考える力を備えることであるそうです。  個々の三つの考える力については、どうのように具体的に考えれば良いかが詳しく書かれています。  鎌倉時代の地頭になりたい方、いやいや、思考の幅を広げてたい方は読んでみては。  

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条

「株価を予測する能力を得る」ために、今回読破したのが、 超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条   フィリップ・E・ テトロック (著),‎ ダン・ ガードナー (著)土方奈美(訳)早川書房刊 です。 予測力に重要なことは何を考えたではなく、 どう考えた かである 最も重要なのは「 モノの考え方 」 にあり、 超予測力を磨くコツが「10の心得」として巻末にまとめてあります。 超予測者をめざすための10の心得 1 トリアージ      努力が報われそうな質問に集中。簡単な時計型の質問(単純な経験則を当てはめれば成果に近づけるもの)どうにも見通せない「雲型」の質問(凝った統計モデルを使っても、正解率はチンパンジーの投げるダーツ並み)に無駄な時間をかけない。 2 一見手におえない問題は、手に負えるサブ問題に分解せよ   フェルミ推定(問題を知りえる要素と知りえないように分解する)をりようする 3 外側と内側の視点の適当なバランスを保て   100%「唯一無二」なものはない。外側の視点を確認するために「この手の事象がこの手の状況で発生する頻度はどれくらいなのか」 4 エビデンスに対する過小反応と過剰反応を避けよ   予測確立を小刻みにアップデートする傾向がある。しかしときには重要なシグナルに素早く対応するために予測を一気に動かすすべも心得ている。 5 どんな問題でも自らと対立する見解を考えよ 6 問題に応じて不確実性はできるだけ細かく予測しよう     世の中には絶対確実、絶対あり得ない問うことは少ない。「どちらともいえない」と いう言葉は何も言っていないのに等しい。不確実性について三つの選択肢を持とう。不確実性の段階を細かく区別できるほど、予測の質は高まる。 7 自身過小と自信過剰、慎重さと決断力の適度なバランスを見つけよう   決断力を発揮するタイミングと自己主張を押さえるべきタイミングの切り替えを常に意識している 8 失敗したときは原因を検証する。ただし後知恵バイアスにはご用心   自分の失敗を正当化したり言い訳をしたりするのはやめる。決然と事後分析に取り組もう。具体的にどこで誤ったのか。また成功した時も事後分析をする。 9 仲間の最良の部分を引き出し、自分の最良の部分を引き出して...

シンプルに生きれば、すべてがうまいく

「SIMPLE LIVING:シンプルに生きれば、すべてがうまいく!」                  (西村豪庸著・中経出版刊)  日々シンプルを心がけている私は”シンプル”という言葉につい反応してしまい購入したと思われる本です。  この本の著者は巻末の紹介で書かれているところによると、コンサルタントの仕事や飲食店等を経営している方で、27歳で時給100万円を実現したと本の帯に書かれていて興味をそそります。  私の独断と偏見から、 「あまり好みの文体ではなく、空間が広い」って感じ。  この本で共感したところは第二章に「投資の世界はかなり厳しと心得る」に、   ”勝つことよりも、負けないことにフォーカスする”    ”市場と他人はコントロールできないので、自分自身と損失をコントロールした方が、結果として勝率が上がる”  と書かれており、トレードの”青い鳥”を発見していたんですね(笑)  著者は「投資で5億円儲けた男」なんだそうです。  ひでポン吉が独断と偏見で判定したトレードで活用できるか度    ★★★☆☆  やはり ”シンプル” が一番!