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影響力の武器

今回はブログで紹介しようか迷った本です。 なぜかって? ちょっと人には内緒にしておきたい本だからです。 「え、まだ読んでないんかい、私はとっくに読んだよ」って声が聞こえますが、社会人には必読の1冊ではないかと思います。私ももっと早く読んでいれば良かったと後悔しています。  その本にはトレードに関することは一切載っていない、心理学の本なんですが、お堅い本ではなくすらすらと読めるます。しかし500ページ近くありますので、ちょっと尻込みしちゃうかもしれません。  ですが、日常生活やビジネスの上で知っているのと知らないのとでは見識に雲泥の差が出ますね。色々な場面で人間心理が利用されていることがわかり、いちいち納得して読み進みました。  「影響力の武器」は心理学の初歩的なことが書かれているのでしょうが、知っていて損はありません。
 トレードも人間心理が相当分収益に影響してくるので、トレードにもちょっとは役に立つかも!?
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ひでぽん吉の徒然トレード

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勝つための確率思考

 深夜番組で、芸人の松本、設楽、小池百合子がMCをやっている「クレイジージャーニー」があります。 2015年11月26日この番組で放送されたときに、今回紹介する本の著者が出演していたそうです。  私は放送を見ていないのですが、家人がこの放送を見ていて、東大でのプロ・ポーカープレーヤーの話が面白かったと話してきたのです。  その話を聞いて、そういえば以前に、東大出のプロ・ポーカープレイヤーが書いた本を読んでいたことを思い出したのです。そこで著者名からネットで顔写真を探し出し、家人にみせたところやはり同一人物でした。  私も放送された映像をネットで見ましたが、プロ・ポーカープレイヤーの世界が垣間見え、またポーカー界での勝つ考え方も参考になり見る価値ありです。 で、この本の題名は 「勝つための確率思考」       (中経出版)木原直哉  この本で書かれていることは色々と参考になりますが、私が独断と偏見でこの本のエッセンスを強いて3点絞るとすると 1 期待値に従ってプレーする。期待値が上がるならひたすら真剣に努力する 2 ポーカーは小さく負け続けるゲーム、勝負は降りることで得られる勝利もある 3 必勝法があるとするなら、リスクに見合う範囲で期待値が最大になる行動を常にとる 著書の考える確率的思考は有名なトレーダーなども同じことを述べています。 著書がトレーダーになれば、かなりの成績を上げることができるでしょうね。 たとえ単純なシステムでも・・・・。 私のポカ思考では、複雑なシステムでもまったくダメでござる(^_^;)   こちらがメインブログです↓ ひでぽん吉の徒然トレード

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条

「株価を予測する能力を得る」ために、今回読破したのが、 超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条   フィリップ・E・ テトロック (著),‎ ダン・ ガードナー (著)土方奈美(訳)早川書房刊 です。 予測力に重要なことは何を考えたではなく、 どう考えた かである 最も重要なのは「 モノの考え方 」 にあり、 超予測力を磨くコツが「10の心得」として巻末にまとめてあります。 超予測者をめざすための10の心得 1 トリアージ      努力が報われそうな質問に集中。簡単な時計型の質問(単純な経験則を当てはめれば成果に近づけるもの)どうにも見通せない「雲型」の質問(凝った統計モデルを使っても、正解率はチンパンジーの投げるダーツ並み)に無駄な時間をかけない。 2 一見手におえない問題は、手に負えるサブ問題に分解せよ   フェルミ推定(問題を知りえる要素と知りえないように分解する)をりようする 3 外側と内側の視点の適当なバランスを保て   100%「唯一無二」なものはない。外側の視点を確認するために「この手の事象がこの手の状況で発生する頻度はどれくらいなのか」 4 エビデンスに対する過小反応と過剰反応を避けよ   予測確立を小刻みにアップデートする傾向がある。しかしときには重要なシグナルに素早く対応するために予測を一気に動かすすべも心得ている。 5 どんな問題でも自らと対立する見解を考えよ 6 問題に応じて不確実性はできるだけ細かく予測しよう     世の中には絶対確実、絶対あり得ない問うことは少ない。「どちらともいえない」と いう言葉は何も言っていないのに等しい。不確実性について三つの選択肢を持とう。不確実性の段階を細かく区別できるほど、予測の質は高まる。 7 自身過小と自信過剰、慎重さと決断力の適度なバランスを見つけよう   決断力を発揮するタイミングと自己主張を押さえるべきタイミングの切り替えを常に意識している 8 失敗したときは原因を検証する。ただし後知恵バイアスにはご用心   自分の失敗を正当化したり言い訳をしたりするのはやめる。決然と事後分析に取り組もう。具体的にどこで誤ったのか。また成功した時も事後分析をする。 9 仲間の最良の部分を引き出し、自分の最良の部分を引き出して...

シンプルに生きれば、すべてがうまいく

「SIMPLE LIVING:シンプルに生きれば、すべてがうまいく!」                  (西村豪庸著・中経出版刊)  日々シンプルを心がけている私は”シンプル”という言葉につい反応してしまい購入したと思われる本です。  この本の著者は巻末の紹介で書かれているところによると、コンサルタントの仕事や飲食店等を経営している方で、27歳で時給100万円を実現したと本の帯に書かれていて興味をそそります。  私の独断と偏見から、 「あまり好みの文体ではなく、空間が広い」って感じ。  この本で共感したところは第二章に「投資の世界はかなり厳しと心得る」に、   ”勝つことよりも、負けないことにフォーカスする”    ”市場と他人はコントロールできないので、自分自身と損失をコントロールした方が、結果として勝率が上がる”  と書かれており、トレードの”青い鳥”を発見していたんですね(笑)  著者は「投資で5億円儲けた男」なんだそうです。  ひでポン吉が独断と偏見で判定したトレードで活用できるか度    ★★★☆☆  やはり ”シンプル” が一番!